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May 10, 2008

極点飛行ー笹本稜平

大変申し訳ないけど笹本稜平サンという方を存じ上げませんでした。申し訳ありません。
で、本屋でこの本を見た時にピピッと何かが光って購入。やはり私の眼に間違いはなく(いつもスゴい!)、南極を舞台にしたオモシロい冒険活劇である。ドンパチありーの、ヒコーキありーののなかなか読み応えのある内容なんであるが、最後の大団円がオレ的にはイマイチ肩すかしかなー。もうちょっと徹底的に敵を叩きのめしてほしかったのだが、ただ書く立場で考えてみるとオレ的に望むようなドンパチで相手をコテンパンにやっつけてしまうわけにはいかなかったのだろうな、という想像はできる。南極という政治的に特殊な場所がそうさせたのではないのかと...
また、この本の南極はあまり厳しい気候には書かれていない。言葉としては書かれているけどそこにあまり重点が置かれていないためか、そう感じられない。んが、かの不肖・宮嶋大センセーによれば南極の氷点下40度の世界はあまりに過酷で壮絶な世界なのであって、宮嶋大センセーでさえ二度と行きたくないとおっしゃっているくらいのもの凄さなのだ。(詳細は宮嶋センセーの「不肖・宮嶋 南極観測隊ニ同行ス」を読むよーに)
フト気付いたのだけど、オレの好きな冒険活劇風ドンパチ小説は冬や雪の中で悪戦苦闘するタイプが多い。つーか、そんな困難な環境の中で多数の強敵に立ち向かう弱小主人公、というシチュエーションが舞台に使われやすいのだろうね、きっと。
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