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March 29, 2008

JOLLY JIVE

久々に音楽ネタ。高中さんのかつての大ヒットアルバム「JOLLY JIVE」。
これまたいつもオレの出す音楽ネタは古くて申し訳ないのだが、またまた古さを感じさせない凄さが凄い。なにせかの超有名な「BLUE LAGOON」が収録されている超有名なアルバムである。それだけではない。「TAJ MAHAL」「BAMBOO VENDER」「パラレルターン」と続く流れはサイコーである。軽いノリの曲調ではあるけれど、それは決して軽薄ではないのだ。そこを誤解してもらっては困る。
当時まだ本格的にスキーを始めていなかったオレは、高校時代に大好きだった女子から「八方をパラレルで滑ってきたよ」という年賀状をもらって以来、やけに"パラレル"という滑りに異常に入れ込んでしまいパラレルがまともにできるようになるまで頭の中をこの言葉がぐるぐる廻っていたのを憶えている。憧れのパラレルターンであった...
でも、「八方をパラレルで滑る」ということがどれだけ凄いことかわかりますか?「えっ、黒菱?ぴょんぴょん平?名木山の壁??」おれもその昔1回だけ行ったことがあるが、関西弁は飛びまくるわコースは難しいわで大変なのであった。面白かったけどユキまみれ...
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March 23, 2008

天才数学者たちが挑んだ最大の難問ーアミール・D・アクゼル

久々に科学啓蒙書。Fermat's Last Theorem というのをご存知だろうか。
「Xⁿ+Yⁿ=Zⁿは、n が2より大きいとき自然数解を持たない」(フェルマーの最終定理)
n=2の場合は、3²+4²=5²となり X=3, Y=4, Z=5 は1つの解となるが、これは有名なピュタゴラスの定理である。ところが、n≧3 の場合、これを満たす X,Y,Z の自然数は存在しないとフェルマーは言っている。で、この定理、350年もの長い間誰にも証明できなかったのだが、1995年にアンドリュー・ワイルズという数学者が証明するまでのその長い長い道のりとドラマを秘めた壮大な物語りがこの本に書かれている。この定理の証明自体は難しくてまったく理解不能なんだけれど、そんなことは理解できなくてもこの物語は面白い。
この定理の証明に関わる重大な予想、谷山・志村予想(1955年)というのだが、それに関する部分をこの本の中では「日本人数学者の早すぎた夢」と題した項で多くのページを割いて説明していて、そんなことに日本人が関わっていたというのも非常に興味深い。
この定理の存在と式は学生の頃から知っていたが、日本人が関わっていたり、こんなに長い間証明されていなかったことはよく知らなかった。そういえば、オレらの頃は「四色問題」が証明されたと騒がれていたなあ。
もともとフェルマーがある数学書の余白に、「このことについての驚くべき証明を発見したが、それを記すには余白が小さすぎる」と書いていて(最終的な)証明自体はされていなかったり、そのメモが書かれた本もいまだに発見されていなかったりと、まさにミステリー小説のようであって、ま、とにかく、ワイルズという人も凄いがフェルマーも凄い。
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March 15, 2008

査察機長ー内田幹樹

これは凄い小説だ。ヒジョーに面白く、またヒジョーに興味深く読むことが出来るまれに見る素晴らしい作品である。「内田幹樹の最高傑作」と書かれていたが、それも納得である。
成田からニューヨークまでの旅客機のコックピットの中の有様を、機長が査察を受けるフライトという設定で描いたものなのだけど、いやあ、機長は大変である。大変だけどちょっとやりがいがありそうで面白そうなシゴトである。でもコワくもある。あの責任の重さやプレッシャーなど、ちょっと辛そうだ。特に国内線ならまだしも、ニューヨークなどという東京から十数時間もの長い距離を飛ぶのは、休憩があるとはいえ、そのストレスや緊張に耐えるのはなかなかのものだと思う。
ま、こうやって夜のひと時にベッドの中でゆったりしながら寛いで読んでいるのが一番サイコーなのであろうな。事故ることないし...
とにかくヒコーキ大好き野郎は読んで絶対に後悔しない素晴らしい本である。
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March 09, 2008

F-16A

F-16A ファイティングファルコンの、US NAVY トップガンで仮想敵機として使用されている機体。水色のが有名だがあえてこの色を選択。水色の仮想敵機はまさにロシアのスホーイの塗装色で、ま、そっちの方が見た目もカッコいいのは確かだが。海軍のトップガンでは、以前は F-14 が使われていたが(こないだ載せたヤツ)、その後この F-16 へ機種変更された。F-16 は空軍で使用されている機体であり海軍では通常使用されていない。
今回この機体を配備するにあたり、AV-8B ハリアーをやむを得ず解体。なんかここんところ F-16 系が増えてきた。F-16 が2機に F-2B が1機。それもみんな 1/48 なので狭い...
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March 07, 2008

墜落遺体ー飯塚訓

あの航空機事故の記録である。読み始めた当初、なんでこんな本買ってしまったのだろうと後悔してしまった。以前「墜落の夏」(吉岡忍 著)を読んだ時と同じ... とにかく始めはその遺体の凄惨さに悪い夢を見そうだなと思ったが、うなされることはなくそのうち事故自体の凄惨さへ、さらに事故処理の凄絶さへと気持ちが移っていく。
気の弱いヒトにはお薦めできない描写も多いのだが、それを何日も寝ずに検死、検屍する警察や医師や歯科医や看護士、遺族の人たちなどの壮絶な戦いの日々がこれでもかこれでもかという感じで書かれている。五体満足な遺体は多くはなく、初めはそんな凄絶で悲惨な遺体の小さな肉片や肉塊の描写にただただうーんと唸るばかりであったが、そのうちにそんなことがあまり気にならなくなっていく。そんな描写の悲惨さよりも、なんの心の準備もなく去っていった520人の"命の重さ"やそんな家族や友人や婚約者などなどを失った哀しみや苦しみのほうに心が傾いていく... 今回は夢に出てきて眠れなくなることはなく、あっという間に読み終えてしまった。
映像で表現される凄惨さはその強烈な印象だけで参ってしまい心が立ち上がるのに相応のパワーが必要になると思うが、書かれた凄惨さの方がじわじわと心に沁みてじっくり吟味し考えながら次へつなげていくには多くのヒトにはいいような気がする。それでもあの描写にはじめはとてもショックを覚えてしまうのだが...
「墜落の夏」とともに、航空関係者をはじめ命を粗末にするヤカラにはぜひとも読んでほしい本である。(エラソーだが...)
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March 01, 2008

イントゥルーダーー高嶋哲夫

高嶋サンのサントリーミステリー大賞受賞作。これぞまさしくミステリーというべき作品だと思う内容で、ほぼ1週間で読み切ってしまった。ぐいぐい読めたし面白かったけれど、実はオレの本来の指向とはちょい違う。もっと激しいアクションやドンパチ満載でアドレナリン大放出の冒険チックなヤツがお好み。最後の方でホントの犯人が判明するのだけど、えっーそうなの?っていうサプライズがまさに"ミステリー"であった。
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