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September 30, 2007

GRAVITY

さらに続く SQUARE。このアルバムももう10年近く前のもの。
「Ms. Bracing」なんて、よくTVのBGMで耳にする曲だけど、いいよこれ。でもこれは前から何度も書いているお気に入りの和泉サンの曲ではなく須藤さんの曲。このアルバムではすでに和泉サンは脱退してしまっているのだ。
他はといえば「Praise」,「Down to Earth」の流れもグッド。前者は中盤以降の安藤さんのギターソロが泣かせるし、後者は始まりがホンマに宇宙から地球へ落ちていくような、そんな感覚になれる素晴らしい曲である。さらに後半の「The Forest House」,「Away From Home」という2曲もこれまた素晴らしい。前者なんか、ちょっと曲の雰囲気が今までと違うけれど、ホントに題名の付け方がうまいというか、そんな感じがするんだよなあ。で最後の「Away-」。これは安藤さんの作った優しくて雄大に拡がった景色をイメージさせる名曲である。背後にリズミカルに流れるアコースティックギターがなんともいえないし、それとピアノやエレクトリックギターやフルートなどの絡み合いがなんともいえずよろしい。
アルバムの最後は安藤さんが締める。やはりこれしなかい。
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September 29, 2007

命の遺伝子ー高嶋哲夫

久しぶりの "ミステリー"。高嶋サンの作品は、カラクリがあってハラドキで面白いのでなかなかにお気に入りである。で、これも遺伝子絡みの科学的アクションミステリであって、展開も心地よくグイグイ読み進むことの出来るお薦め小説。
この高嶋サンという方、もともとは原子力関係の科学者である。時々こういう方がいるけれど、つまり"天は二物を与えている"ような方。すごいよねえ。天から何も与えられていないオレとしてはまったく羨ましい限り。
オレなどは、2週に1回(bi-weekly といいます)定例で行われる電話会議の進行役を来週やらなくてはならなくなり、どうしよ〜と悩む毎日。まったく小さな人生である。当然英語である... 毎回10人ほどがアジアを中心とした世界各国から参加してくるので、英語のネイティブは少なく聞き取れるかまったく自信ナシ。ほんとは無理矢理用事を作ってフケちゃおうかと思ったのだが、なぜか逃げてはいかんなどと心の中で叫ぶヤツがいて、気がついたら依頼してきたシンガポールのおねーちゃんに "OK" という返事を出していた... 頼みの綱はこのシンガポールのおねーちゃんのヘルプのみ。彼女とはシンガポールと日本で2回ほど会っているし、オレが英語苦手なのも知ってるので。ヨロシク頼むで!
そんな下衆ヤロー(オレのことです)に比べたら、なんでもできる(ように思える)高嶋サンのような方とは雲泥の差の人生に嘆くばかりなのであった。トホホ...
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September 23, 2007

R・E・S・O・R・T

THE SQUARE 時代のアルバムで、大好きな「OMENS OF LOVE」が入ってる。キーボード担当の和泉サンの作曲で史上最強の素晴らしさだ。オレは基本的に和泉サンの曲が大好きである。で、このアルバム。見てビックリしたのだけどもう20年以上前のアルバムだ... 言葉が出ないね。でも全然古さがないのも凄い。毎回毎回 T-SQUARE を取り上げるたびに言ってるようで少ししつこい?
このアルバムは安藤さんと和泉サンの作品が多いんだけど、どれもこれも流れるようなリズムと心に訴えかけるメロディがなんともいえない心地よさである。
大好きな「OMENS-」以外では(みんないいケド)「MERYLU」がいいね。これは TV の BGM なんかによく使われたりして、時々変な場面で耳にする曲である。T-SQUARE の曲はよく BGM 系に使われる傾向が高いので誰しも聞いたことがあるとは思うのだけど、それが T-SQAURE であると気付く人は少ないかも。
最後の「FORGOTTEN SAGA」もこれまた和泉サンだけど、心に響くメロディである。中盤からのピアノソロから気持ちがぐーッと盛り上がってしまって、これまた泣かされる...
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September 22, 2007

竿をかついで一人旅ー鈴木啓三郎

テンカラで長野を釣り歩く旅エッセイ。テンカラは日本式毛針なんだけど、おれは昔フライという洋式毛針釣りをやっていたことがあるので釣りは好きだ。やっていたと言っても、ま、たいしたことはなくてうまくなる前にくじけたんだけど。
この鈴木啓三郎という方、ラジオ番組を持っていた方らしいんだけど、ラジオ自体最近聴かないのでおれは全然知らなかった。クルマで AFN 聴くくらいだし。そういえば以前クルマで通勤していたときには、 J-WAVE で朝、「グッドモーニングとうきょお〜〜」とかいってジョン川平が叫んでいた番組は聴いてたなあ。さらにもっと昔、大学時代は「ジェットストリーム」!。 高校時代ならチンペイさんの「セイヤング」とかナッチャコ・パックのお題拝借とかキンキン・パック(「パックインミュージック」である)とかね。メチャ面白かったよなあ。大石悟郎の「コッキーポップ」とかカゼコウジの「??」とか(題名忘れた)... ひえー、なつかしかー。どんどん出てくるぞ。さらにさらに遡ると、中学時代は「ヤングタウン東京」。「土曜の夜は、ヤングタウントーキョーッ!」とか叫んでたし。
すっかりこの本の内容とはかけ離れてしまったけれど、1ヶ月ものあいだ、釣りに明け暮れる毎日なんてヒジョーに羨ましいけど、仕事がなくなって本人にしてみればそりゃ大変なんだろうな。こっちだっていつリストラされるかわからんし。いきなりだかんな、うちの会社...
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September 16, 2007

花の宇宙ー星野道夫

星野サンの文庫版写真エッセイシリーズの最後。今回の「花の宇宙」では題名通り花の写真が多く、自分も花の写真が好きなので自分のと比べることができた。うーん、やはり残念ながらオレは写真がヘタくそなのだ... ま、なんといっても経験は浅いし(年数だけは多いが)たいして努力もせず流れのままにうだうだと撮っているのみなので仕方ないかも。
でも花の写真を撮っていて最近ふと気がついたのは、ただマクロレンズで開放で撮りゃいいというのではなさそうだということ。開放で撮ると周囲や背景がボケてそれが主題を浮き上がらせるし、ボケ自体もなかなか美しい。でも1つの花の花びらが前後でボケてしまったりするのはちょっと違うかな。つまり主題である1つの花は全体的にピントが合い、背景や周囲だけがうまくボケるような "うまい具合" というのが必ずどこかにあるはずだ、と。
ま、そんな撮影論はともかく星野サンの写真は今日も美しい。今回一番気に入ったのは58、59ページの森の写真。幻想的な不思議な雰囲気の森の中で、ムースの大きな角が苔むしているのがなんとも素晴らしい。ちょっと暗く写りそうな森の中でも光が全体にうまく回り込んでいて、明るくて美しくてとても不思議な感覚になる。背後の樹の陰にヨーダの後ろ姿が写っていそうな、そんな感じ...
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September 15, 2007

Welcome to the Rose Garden

最近クルマの中での音楽はこればっかの T-SQUARE のアルバム。正直言うと、もうすでに数年このアルバムしか聞いていない。というのもクルマの中では音楽よりも FEN, もとい American Forces Network をメインに聴くんだけど(英語の勉強だよ)、関東を離れて山の中などへ入っていくと受信しにくくなるので、そうなるとこのアルバムの出番である。当然古さは微塵も感じさせないが、このアルバムもすでに10年以上前のもの。
夏の朝の高原のワインディングロードを窓全開で走る時には、少しだけいつもよりもボリュームを大きくして流す。清々しい空気と気持ちのよい陽射しが車内に流れ込んでくるそんな時に、「TRIUMPH」が1曲目からヒジョーに気分が良い。これは和泉サンの作品で、かの「OMENS OF LOVE」もそうなんだけど、心地よく流れるようなメロディで安藤さんの作品とは違う素晴らしさ。和泉サンは流れるような滑らかで柔らかいメロディが多いし、安藤さんのはビートが効いてるイメージ。キーボードとギターという担当の違いからくるのだろうか。
「HISTORY」,「SUNNYSIDE CRUISE」,「LANDSCAPE」もいいけど、このアルバムではやはり和泉サンの「THE AUTUMN OF '75」がサイコーだろう。涙が出そうになる。
それにしても現在和泉サンがいないのはホンマに残念である。何かの機会があれば和泉サンにはぜひともワンショットでよいので参加していただきたい。
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September 08, 2007

あなたの魂に安らぎあれー神林長平

いやー、あらためて読んだらやはり理解が違った。なんでこうなの、とかどうしてこうなの、とかいうあれやこれやが、なーるほどという感じで理解できたのであった。初めて読んだのは2年くらい前だったか、背景などをあまり理解できずに読んだのだが、それでもすごいと感じさせてしまうところがすごい。でも「膚の下」「帝王の殻」に続く火星三部作というシリーズで読んでみると、その壮大なスケールの SF 小説の全体像が眼前にわらわらと浮かび上がってくるのであった。
内容自体は「膚の下」「帝王の殻」「あなたの魂に安らぎあれ」の順番に時間軸が進むのであるが、読んだ順番がまったく逆なので(おそらく出版された順番も)、あらたにこの「あなたのー」を読んでみたというわけ。それぞれ1つの作品のみでも単体ですばらしいのだが。
獏サンもあとがきで絶賛しているように、「あなたも神林長平を読みなさい」
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September 01, 2007

大いなる旅路ー星野道夫

ホントに星野さんの著作は心が癒される... 何度も言うけど。
でもどうしてこのようなプロの方々のようなカキーンとしたピントの写真ってなかなか撮れないんだろう。本当に美しい自然や動物がくっきりはっきり写されていて、清々しいくらいだ。
この本の中では82ページのオーロラの写真がいいね。背後に北斗七星が悠然と下方通過している。下方通過も緯度が高いために北斗七星の高度が非常に高い。これは星を見慣れていないと気付かない光景なんだけど、東京では緯度が低いので北斗七星の下方通過は見ることはできず、いくつかの星が地平線の下に隠れてしまう。北海道だとなんとか見えたかどうだったか。(下方通過とは、天の北極を中心にして見かけ上回転している北極星周囲の星たちが、ぐるりと地上側を地平線の下に潜らずに通過していく姿が見えることを言う)
このオーロラの写真は三脚に載せたカメラで開放絞りから1、2段ほど絞って30秒程度露出すれば撮れるので、オレにも同じように撮れそうだ。撮れなかったりして...
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